【専門家監修】さくらレンタルサーバーは使える?特徴や口コミ・評判を分析

※本ページに掲載する情報の一部にプロモーションが含まれます。

料金の安さがウリのさくらインターネットのレンタルサーバー「さくらレンタルサーバ」の仕様、特徴、キャンペーンなどを分析して仕様と機能が分かりやすいスペック表にしました。

また、利用するメリット・デメリットも解説するとともに、さくらインターネットのレンタルサーバーの口コミは本当か?評判も調査しました。

このページは元大手電機メーカーのSI営業として大規模システム向けエンタープライズサーバーの提案/販売に携わっていた株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶が執筆・監修しています。

さくらインターネットのレンタルサーバーの特徴とは

さくらレンタルサーバーは老舗レンタルサーバーのさくらインターネットが提供する格安のレンタルサーバーです。同社が提供するさくらVPSも低価格で提供しています。

さくらインターネットは政府クラウドの事業者に認定を受けたことで一定の評価が得られただけでなく、国からのお墨付きを得たことで株価も鰻登りとなっています。

参考:さくらネット、最大1000億円投資(日本経済新聞)

昔から安さを売りにした戦略で個人のユーザをターゲットにしている印象がありますが、個人も法人・ビジネスも多種多様なユーザに対応できるプランが豊富です。

特徴的なのはやはり料金の安さとビジネス用途まで対応した豊富なプランで、稼働率も高い共用サーバーです。

初めてレンタルサーバを使うという方にもおすすめですし、ビジネス用途でも安いのであらゆる場面で利用が可能です。個人に人気がありますがどちらでも利用可能で近年ではVPSやマネージドサーバもラインナップしています。

さくらレンタルサーバー 公式サイトはこちら

サーバ仕様・スペック表

さくらインターネットの共用サーバーのサーバー仕様は以下の通りです。

なお、さくらインターネットは共用サーバーに位置づけられます。主な機能やスペックについてプラン毎にまとめました。

→→表は右にスクロールできます→→

プラン名 さくらインターネット ライト スタンダード プレミアム
費用・コスト 初期費用 無料 無料 無料
月額料金 131円 437円 1,310円 年一括払いの場合の月額換算料金
基本スペック サーバ種別 共用サーバー 共用サーバー 共用サーバー
ディスク容量 100GB 300GB 400GB SSD
マルチドメイン 20 200 300
サブドメイン 無制限 無制限 無制限
日本語ドメイン
グローバルIP  VPSのプランのみ対応
CRON ジョブスケジューラ機能で対応可能
稼働率 99.99% 99.99% 99.99% SLA保証
データセンター 国内 国内 国内 日本国内
Web関連 FTP
転送量 300GB 300GB 300GB 従量課金で追加可能
アクセス解析
メール関連 メールアドレス 無制限 無制限 無制限
Webメール コントロールパネル上で利用可能
メーリングリスト 10 10 20
ウイルスメール駆除
迷惑メールフィルタ
スクリプト 独自CGI/SSI FastCGIを利用可能。SSIは要確認
Perl バージョンは公式サイト参照
Python バージョンは公式サイト参照
Ruby バージョンは公式サイト参照
PHP バージョンは公式サイト参照
データベース MySQL 50 100 標準容量あり
SSL
サーバ証明書
共用SSL
独自SSL オプション オプション オプション
CMS Movable Type
WordPress
Xoops Cube
その他
オンライン
ショップ
EC-CUBE
ダヴィンチカート
ネットショップ
オーナー
その他
グループウェア サイボウズ
Office
サポート 電話・メール 平日10:00~18:00、通話料無料

上記プランの他、「ビジネス」、「ビジネスプロ」、「マネージド」があり、これらは法人向けの高機能プランです。

安いプランは機能がどうしても限られるので高機能なプラン、プレミアムプラン、ビジネスプラン、ビジネスプロプランあたりがおすすめです

さくらインターネットのメリット・デメリット

メリット~こんな方におすすめです

共用サーバで格安なレンタルサーバを探している方におすすめ!しかも、稼働率99.99%実績という高稼働率だからビジネスにも利用できます。

プランが豊富なさくらインターネットのレンタルサーバはライトプランの125円から利用が可能となっています。5GBのディスク容量は少ないと感じる方もおられるかもしれませんが、小規模なウェブサイトならこの程度で問題なし。安くレンタルサーバを持ちたい方におすすめです。

上位のプラン、ビジネスやビジネスプロとなると100GBを超えてきてまさに商用・法人として使えるレベルです。サイト構築として人気のWordPressやMovable Typeはクイックインストール(簡単インストール)が可能なので使い勝手も良いですし、SSLやMySQL、CRONも使えてなかなか機能も充実しています。

ビジネス用途で使うならプレミアムプラン、ビジネスプラン、ビジネスプロプランでしょう。安いプランは基本的には個人向けと考えて良いでしょう。機能が限定されるのでさくらレンタルサーバを検討の際には機能や仕様の比較をしっかりと行うことをおすすめします。

基本装備としてRAID1でミラーリングされているのでいざというときにも安心です。一昔前は安いだけのレンタルサーバーだったかもしれませんが、いまや稼働率も99.99%実績ということで使えるサーバになっています。

安いということもあって、初めて使うレンタルサーバにおすすめです。

デメリット~こんな方にはおすすめできません

さくらインターネットのレンタルサーバのデメリットとしては安いライトプランやスタンダードプランはあまりおすすめできません。

なぜなら、ライトプランの場合だとデータベースが使えなかったり、実はWordPressなんかも利用できないプランだからです。

スタンダードでもマルチドメイン数が20個とかなり少ないのである程度ウェブサイトを作っていこうという方にはおすすめできません。料金だけでいえば安いのですが機能や仕様をしっかり確認したほうが良いでしょう。

自分には合っていないと感じた場合は以下の今月おすすめのレンタルサーバーまたは安いレンタルサーバーで他社も比較して検討にしてみてください。

さくらインターネット共用サーバーの口コミ・評判

さくらインターネットのさくらレンタルサーバの口コミは本当か?多くのウェブサイトで言われていること、評判はどうなのか。

意外と良いなと感じたところはPHPのバージョンが選べるところで利用したいウェブアプリケーションによって使い分けが可能です。

また、玄人向けにも充実しており、CRONがスタンダードプラン以上で使えたり、SSHログインもスタンダードプラン以上で利用が可能です。細かいところ便利に使えます。

ビジネスプラン以上は複数人でサーバ利用をするならおすすめです。サーバの権限をユーザによって分けられるので便利です。独自SSLもビジネスプロプラン以上で利用可能なのであらゆるビジネス用途で使えますね。

さくらのレンタルサーバー

  • 初期費用無料&業界最安クラスの料金で使える
  • ドメイン割引キャンペーン(co.jpが3,000円割引など)
  • 稼働率99.99%
  • WordPressやEC-CUBEの利用が可能
さくらレンタルサーバーの口コミ・評判
種別 共用サーバー
月額料金 131円 ※ライト
437円 ※スタンダード
1,310円 ※プレミアム
その他に法人向けプランとしてビジネス、ビジネスプロ、マネージド
ディスク容量 100GB/SSD ※ライトプラン
300GB/SSD ※スタンダード
400GB/SSD ※プレミアム
データベース数 なし~100
マルチドメイン数 20~300
稼働率 99.99%実績

\業界最安クラスの料金/

さくらレンタルサーバー
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まとめ

さくらインターネットのレンタルサーバーは安いレンタルサーバーとして人気です。

一番安いライトプランはWordPress、データベース利用ができないので、簡単なWebサイト程度で良いということでしたらおすすめですが、データベースが使えないのは不便のためスタンダード以上をおすすめします。それでも月額500円前後なのでかなりお得になっています。

レンタルサーバーとドメインの同時契約でドメイン料の割引キャンペーンを行っていますので、長期利用者にもおすすめです。

株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶

レンタルサーバー比較の著者・監修者。
大学院卒業後、日本電気株式会社(NEC)へ入社。SI営業としてミッションクリティカルシステム用HP-UXサーバーの販売実績が認められ、HP社より表彰実績あり。現在、共用レンタルサーバーやVPSを契約しており、実際に使った経験を発信できるよう心がけている。

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