目次
CloudCore VPSの特徴・詳細を分析
KDDIウェブコミュニケーションズ株式会社が提供するレンタルサーバ、「CloudCore VPS」(クラウドコアVPS)の仕様・特徴などを分析・調査して分かりやすいスペック表にしました。また、CloudCore VPSの口コミは本当か?評判も調査しました。なお、同社が提供する共用サーバーとして無制限がウリのCPIサーバーもありますのでそちらがご希望の方はこちらもご覧ください→CPI共用サーバー
CloudCore VPSのサーバスペック・基本仕様・特徴
特徴・概要
CloudCore(クラウドコア)のVPSは共用サーバーのCPIはディスク容量やデータベース無制限がウリでしたが、こちらのCloudCore VPSでは基本的なVPSという印象です。
CloudCore VPSの特徴使いやすいコントロールパネルとKDDIグループとしてのサービス品質を売りにしています。
なお、VPSとしては特に特徴はなく普通のVPSという印象です。
サーバ仕様・スペック表
サーバのスペック、基本仕様、特徴を表にしました。
CloudCore VPS のプラン、CV01、CV02、CV03、CV04を比較します。
プラン名 | CloudCore VPS | CV01 | CV02 | CV03 | CV04 | |
費用・コスト | 初期費用 | 無料 |
3,800円 | 5,400円 | 9,500円 | |
月額料金 | 1,200円 | 2,300円 | 4,500円 | 7,200円 | 1年契約の年払い時 | |
基本スペック |
サーバ種別 | VPS | ||||
ディスク容量 | 100GB | 300GB | 450GB | 800GB | ||
メモリ | 2GB | 6GB | 8GB | 12GB | ||
CPU | 仮想2コア | 仮想3コア | 仮想4コア | 仮想6コア | ||
OS | Linux | LinuxはCentOS, Debian, Ubuntu, Scientific Linux, FreeBSDから選択 | ||||
パッケージ | ○ | ISOアップロード | ||||
仮想化エンジン | KVM | |||||
回線速度 | 100Mbps | 共有回線 | ||||
グローバルIP | 1個 | |||||
DNSサーバー | – | |||||
データセンター | 日本国内 | |||||
転送量 | 無制限 | |||||
管理者権限 | root権限付与 | |||||
SLA | × | |||||
耐障害性 | RAID | – | ||||
バックアップ | – | |||||
コントロールパネル | コントロールパネル | ○ | 独自コントロールパネル | |||
管理ツール | ||||||
サポート | マネージドサービス | × | ||||
設定代行 | × | |||||
電話・メール | ○ | 問い合わせフォーム | ||||
その他 | – |
おすすめプラン
下位プランのCV01なら初期費用無料。また、それなりのスペックを求めるならプランCV02以上がおすすめです。
メリット・デメリット、評判はどう?
メリット~こんな方におすすめです
CloudCore VPSはウェブサービスの開発・運用のために提供されており、一般的なVPSとそん色ないスペックで利用可能となっています。面白いのが、開発者支援制度というサービスも提供しており、1年間の無償提供や勉強会のための会場無償提供などを行っています。完全に開発者向けのVPSと考えて良いでしょう。
それ以外は特にこれといった特徴はありませんので、スペック面や機能面で他社と比較すると他社のほうが良いというケースもあると思います。
プランは4つあり、CPUのコア数やディスク容量、メモリ等のスペックに応じて料金が変動します。下位プランのCV01なら初期費用無料というのは始めやすくて良いですね。
VPSの業界としては老舗のレンタルサーバー会社とGMOなどの大手などが手を広げていますが、大手通信系としてNTTとKDDIグループが競合している状態で、そのKDDIグループはサービス品質などをしっかり求めるなら利用する価値はあるでしょう。安さを求めるなら老舗やGMO系列のVPSを選ぶと良いと思います。
デメリット~こんな方にはおすすめできません
CloudCoreのVPSのデメリットとしては他社に比べてスペック面と料金をみたときにそれほどコストパフォーマンスが良いとはいえない内容となっています。開発者向けの支援制度を利用して勉強や技術力の強化のために使ってみるということではとてもメリットがあると思います。
CloudCore VPS (クラウドコアVPS)の口コミ・評判
CloudCoreのVPSの口コミは本当か?多くのウェブサイトで言われていること、評判はどうなのか。
スペック面と価格におけるコストパフォーマンスは他社のほうが上。ただし、KDDIグループというブランド面やサービス品質でみるなら利用する価値はあると思います。そのサービス担保という意味では「ISO/IEC 27001」(ISMS)や、 ITサービスマネジメントシステムに関する国際規格ISO20000 (ITSMS) を取得しています。
開発者支援制度も面白いサービスなので可能性があるなら申し込んでみるのもありだと思います。
もし利用に際して不安があるようなら20日間の返金保証があるので試してみるのも良いでしょう。